今年日本では2025年問題で大騒ぎをしている
2025年問題とは何か、そんなことはここでは書かない、このコラムを読むような人は皆知っているだろうし、知らない人でもググれば10分でわかる、そんな時代だ
『団塊の世代の悲鳴が聞こえる』こんなコラムがあった
何かにつけ、悲運の的になるのが団塊の世代だ、また団塊ジュニアも
世界の中での迫害されるクルド人のような存在だ
『平和な国で迫害される団塊世代達』
このような題でコラムを書こうではないか
バブル期に開発された郊外の私鉄沿線ニュータウンでの夢の一軒家購入
家は60坪から80坪間取りは4LDK~5LDKが主流
ほとんどの地方から出てきた団塊のサラリーマンが
今では考えられないほどの高い金利で長期ローンを組み憧れの一軒家を購入した
夢のマイホーム、ほとんどの団塊のサラリーマンがまさに郊外に家を買ったのだ
それがステータスだった時代。最寄りの駅までバスで20分かけそこから電車で会社のある都心まで1時間。おおむね通勤に片道一時間半をかけて毎日真面目に満員列車に揺られて会社に通勤する。それがその後35年間も。ようやくローンも払い終え。子供たちもそれぞれ何とか大学を卒業して就職した。子供たちの会社ももちろん親の自分達と同じで都心の会社である。それならば少し金はかかるが、この家を2世帯住宅にでも改築するか。これで親の私たちの老後も安心だ。子や孫と一緒に暮らせるのだから。介護もしてもらえる……。
だがそうは問屋が卸さない。時代の変化は予測不能だった。
それがまさかこんな時代が来るなんて、団塊の世代の人たちは夢にも思わなかったのではないだろうか。その後日本では恐ろしいほどの速さで少子高齢化が進行する。空き家問題。家あまり時代の到来である。子供世代は共稼ぎが当たり前。今の時代ほぼ全員が通勤に一時間半もかけて会社に通うようなことはしない。都心の住むことを選択するのだ。
それならばやっとローンの終わったこの家を売って、子供たちの住む家の近くにマンションでも買って、終の棲家としようかと思いきや。自慢の我が家がとんでもない査定が。勝った時の価格の10分の1でしか売れない。それでは都心のマンションの頭金にもならない。おまけに周りは空き家だらけ。ただでも売れるかどうか定かではない。ようするに郊外の一軒家など、もう誰も住まなくなってきている。需要がなくなったのだから。
徐々に空き家が増えるにつれ、また住民の全てが高齢化してしまい。買い物、病院、美容室、学校などの生活のインフラが相次いで撤退することに。これでは今まで通り住むこともままならない。「売れない」「貸せない」「住めない」まるで3重苦の様相を期している。
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