サラリーマンの定年と老後

超高齢化社会の到来とともに今現代日本で起こっている諸問題を考えます。

rougoと紙一重

誰だって必死に戦って、勝ちたいと願っている
誰だって全力を出し切って、紙一重のところで勝利を収めたいと思っている
誰だってギリギリのところで頑張って、水面から顔を出したいと願っている

どんなに浮上したいと頑張っても
そう簡単ではない
何かに頭上を遮られたり、押さえつけられたり
運が悪く、何かにぶつかったりもする

力のないものはそのまま、海底まで落ちていく
根性のあるものは、一度沈みかけても、再浮上してくる者もいる

また運よく海面から顔を出しても、誰かに足を引っ張られ、再び沈みだす者や
浮かれてしまって勘違いし、重りを抱いて、沈みだす者もいる

人生はいろいろである

何もなくていい
ただ静寂があればいい
筆の音だけが辺りに響いている
心の中も筆の音だけ響き渡る

時折耳をすませば、風の音がする
わたしの心を和ませる
雨が降れば、雨の音
晴天になれば小鳥のさえずり

そして私は一心不乱に筆を走らせる
音楽も要らない、研ぎ澄まされた神経だけが
わたしを見知らぬ世界へと導く

ほんのちょっとした糸のような繊細な差が
天国と地獄を決める
そこには誰も見たことのない集中力が必要となる
それには心が透き通るような静けさと張りつめた精神の緊張がいる

欲しいものは「無の境地」だ
そこには集中力以外の何物も存在しない
雑念も無い、欲も無い、心の迷いも無い
悲しみも無ければ喜びも無い
怒りも無ければ寂しさも無い
「無欲の境地」
欲しているのはギリギリの集中力のみだ

過去も無ければ未来も無い
今があるだけ、今この瞬間の集中力があるだけなのだ
過去は終わったこと
未来はこれからのこと
今がなければ何も始まらないのだ
今を集中力で乗り越えていくだけ
人生は今の積み重ねでしかないのだから

勝者もいなければ、敗者もいない
勝者と敗者は今という瞬間に入れ替わる

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 伊賀阿弥陀堂 堂守役僧 釈元浄